2008年06月08日

アキバ

 事件の現場になった歩行者天国を、その10分ほど前に歩いていました。

 僕はよく日記に秋葉原の事を書いたり、写真を載っけたりします。
 漫画のネタにもしています。
 だから、もしかしたら、それを見た誰かが今日は秋葉原に行こうと思い立ち、このような事件に巻き込まれたかもしれません。
 そう直接にではなくとも、何万分の一にでも、この街にくると面白いよ! と感じさせた一翼を担っていることに、僕はやはり責任を負います。これは、負わなければならないのです。

 たぶんどこかで、彼らと僕も、彼らと皆さんも何かを接点にして触れ合っています。
 たとえば秋葉原という街において。
 おたく文化というものを触媒にして。
 こうして、僕が知覚する僕の世界は成立しています。
 そんな、自分を構成するものの一つが欠けてしまって、もう戻る事はない。
 それはとても恐ろしく、口惜しい。

 今日傷付き、亡くなられたのは見知らぬ他人ではなく、いつかどこかで袖をすりあう筈だった人です。
 本当に、とても悲しい事です。
posted by 哲 at 23:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
中村先生、ご無沙汰しております。
(といっても、覚えておられるかどうか)

私も、秋葉原によくいく身ですので、
他人事ではないと思いました。

正直言うと中村先生自身が
そこまで責任を感じなくてもいいのではと思うのですが、
おそらく聞く耳を持たないと思いますので、
ちょっと違う角度から。

今回の事件で、一部ネットの声で懸念されていた
いわゆる"おたく"と結びつけた報道がちらほら出てきました。
"サブ"カルチャーといわれるものが
"メインストリーム"になってくると
それに対する不信感をあおるような論調が出てきて、
今回の事件と無理やり結びつけた
"おたくバッシング"報道がされても
おかしくないかもと危惧しています。
それに対して、きちんとした情報を冷静に発信していくことを
考えなければいけないのではと思っています。

門外漢の勝手な思い込みって
思っている以上に幅を利かせてくるんですよね。マスコミって。
Posted by おたけさん at 2008年06月09日 23:23
中村先生がご無事で何よりです。
これからは色々と気をつけなくては…笑
Posted by たまき at 2008年06月11日 23:09
 …いや、その、「聞く耳を持たない」って何かそういう用法では使わなかったように思いますが…どちらかというと相手にネガティブな印象を与えることばだと思います。
 もしかして私に何か気を悪くされたのでしょうか。
Posted by 哲 at 2008年06月26日 05:13
おっとっと、これは失礼しました。
別に気を悪くしたわけではありませんので、
気になさらないでください。

ただ、あの事件について、
あの町は面白いよと思わせたことに
そんなに深刻に責任を感じなくても良いのでは
と、思っただけです。

そうでなくてもマスコミの側が勝手に
責任を押し付ける可能性もあるのに、
と、思ったのです。

お気を悪くしてしまいましたら、こちらこそ
申し訳ありませんでした。
Posted by おたけさん at 2008年06月26日 23:12
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