2020年05月17日

陰り

 すべては移り変わっていくものだ。

 疑いなく、自分はそう信じているけれども、この北向きの窓から見えていた空は、近いうちに建つ隣のマンションに遮られて見えなくなる。

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 長らく、隣家の屋根が目の前にあった。
 その屋根を白く染める雪。
 嵐の訪れを告げる、叩きつける雨音。
 開けた窓から聴こえてくる蝉の声。
 近所で火事があった日、起きたら目の前にいた消防士。

 そうしたものと別れを告げる日がやってくる。
 続き
posted by 哲 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記